Khmer - Dicography 2012-2015 / CD

商品詳細

スペインのネオ・クラスト/ブラック・メタル・バンド、Khmerの16年コンピレーション・アルバム。大好評のうちに終了したKhmer Japan Tour 2016のために制作されたディスコグラフィCD。収録曲は2012年から2015年にレコーディングされた全楽曲を完全網羅する内容となっており、バンドスタート時に制作されたデモ音源、After Foreverとのスプリット12、LP、Livstidとのスプリット10収録曲に加えボーナストラックとして『UNDER BLACK WATERS』(アルバム未収録曲)、更に『MAGNA MATER (Acoustic Cover)』『LA JAURIA (Acoustic Cover)』(いずれも未発表ver)を収録した。曲順はシンプルに発表された音源を時系列に並べただけだが、バンド結成以降の進化する方向性を感じ取れる内容になっている。発表している作品のいくつかは既にレーベル側でも廃盤となっているがKhmer側としても初のCD音源ということもあり貴重な記録作品となるだろう。マニアックな方へ提供する情報としては、バンド活動と並行してギタリストIvanが以前活動していたIctusの活動再開が進行していたもののこちらは結局さまざまな問題によりライブまでは実現せず、いま現在は再び活動休止となってしまったようだ。そのIctus再始動が頓挫したことにより、Ictusで使われるはずだったいくつかのギターリフがKhmerで使われるようになったという。ディスコグラフィ後半でバンドが徐々にIctus化しているのを感じることができると思うが、それにはこうした理由がある。ついでにいうとKhmerの現ドラマーMichelはIctus再始動のドラマーでもあり、バンドの事故があった後数ヶ月Ictusで叩いていたということも今回のツアーをしている中で判明した事実だ。激しい楽曲でありながら、美しさも併せ持つKhmerの音楽性に再びIctusの血が流れ加わり、今回の日本ツアーを経てバンドには大きなフィードバックが反映されたはずだ。今後の彼らの活動を楽しむ上でも、本作は重要な1枚となるだろう。これまで3LAで発表した音源の歌詞についてはllasushiによる日本語対訳付き。(レーベルinfoより抜粋)

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